気法の分類について
気法は、その体系や難易度、行使の際に用いる気の種類によって分類分けがなされている。
その分類方法を、簡単ながら説明する。
1.使用する気の種類による分類
これは最も簡単な分類方法で、文字通り気法に使用される気の種類による分類である。
具体的には、「神霊気法」、「心皇気法」、「精神気法」といった具合である。
さらに、神霊気法は風、水、炎、地、雷、氷、光、闇と8つに分類できる。
2.気法の難解さによる分類
これは、気法行使の難解さを幾つかのランク分けに基づいて分類した気法である。
また、これはその気法を修得可能な神霊士の位の判断にもなっている。
低いほうから順に…
基礎気法:神霊使い
初級気法:神霊士
中級気法:神霊撃士
守付気法:神霊護士
上級気法:最高神霊士
証の気法:神霊選択者
新星気法:神霊選択者
となっている。
なお、新星気法は神霊選択者により創造されたばかりの気法の事で、便宜上の呼称である。
そのため、神霊選択者の代が変わり、この新星気法が世に知られるようになると、基礎〜上級気法のいずれかに分類される事になる。
3.気法の系統による分類
最後に、気法の系統とは、大まかに5つの分類がされており、その呼称と定義は以下のようになっている。
斬撃系気法:飛翔刃や気剣など、放った対象に斬撃によるダメージを与える気法。
衝撃系気法:衝撃波など、放った対象に純粋な衝撃のみでダメージを与える気法。
爆撃系気法:爆風や爆炎など、放った対象に爆撃でダメージを与える気法。
なお、任意地点で炸裂、一定空間を攻撃する気法、対象の周囲空間に干渉・作用する気法も便宜上こちらに含まれる。
結界気法:結界や防御障壁を発生させ、行使者及びその周囲の者の身を守る気法。
付与気法:器物に一時的に気を纏わせ、その物質に纏わせた気の性質を与える気法。
次章からの気法の解説にも、これらの分類を加えて解説して行く事にする。