光、輝く

煌く、光

大空(てん)の彼方から降り注ぐ光

世界を優しく包み込み

世界に生きる人々を等しく照らす

刹那の輝き

永久(とこしえ)の煌き

幾千、幾万、幾億もの光が

久遠の過去から

久遠の未来へと翔け抜ける

遥かな悠久の時を超えて

人々を照らし、未来へと導く

光は時空(とき)の旅人

世界を、そして時代を見つめ続けた

そしてこれからも変わらずに世界を見続ける

一人の、旅人として…


  † 案内人作成後の感想 †

  神霊シリーズ第8弾の題材は光。今回で神霊シリーズラストです。
  コンセプトはこの神霊シリーズの原点に還る事。
  この詩の最後の方で光を旅人と表現したのはこのためです。
  正直、光に関しては発想がかなり乏しく、かなり修飾表現使ってしまいました。(苦笑)
  実は最後のネタバレですが、この神霊シリーズの詩は総て16行に収まっています。
  昔、「おしゃれカンケイ」でやってた「16小説のラブレター」に対するオマージュですね。
  如何にこの中に収めるか、と言うのが最大の課題だったり…(核爆)




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