大地、それは生命の始まる場所

大地、それは生命の終わる場所

全ての命は大地から生まれ

全ての命は大地へと還る

大地は悠久の時を

己れの上に生きている

全ての生命を支え

その重さを受け止めている

誰にも頼らずに

誰にも頼れずに

唯だ、独りで

何も言わずに

何も語らずに

大地が生まれた久遠の過去から

大地が滅びる永遠の未来まで

それこそが、大地の在るべきものと信じて…


  † 案内人作成後の感想 †

  グラストリア神霊シリーズ第4弾、今回は大地です。
  大地って、普段は蔑ろにされがちだと思うけど、大地が無ければ、この世に生きる全ての生物は生きていく事が出来ない。それくらい大事な物なんですよね。
  で、そんな思いを素直にこの詩で表現してみました。
  この詩の後半の方は、「魔装機神」と言うゲームからアイディアを借りています。
  このゲームの主人公のマサキが「地球は自分より重い命全てを背負って生きている」と言うセリフをストーリー中で言うシーンがあるんです。
  このシーンも若干ニュアンス違いますが、この詩の中で消化して見ました。この詩を読んだ皆さんにはどう取れたでしょうか。
  …最後に白状すると、この詩で一番悩んだのは実はタイトルだったりします。(核爆) かなり苦し紛れだ…(苦笑)




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